Supermarket LOVE!

英国に駐在中。駐在”夫”と共に暮らしています。大好きなスーパーマーケットの紹介をメインに、コスメやカフェ、また生活におけるTipsなど色々紹介していきます。

イギリスでネット契約を値切る

こんにちは。イギリスはまた再び暑さがやって来ました。日本と比べれば大したことないかもしれませんが、連日35度越えで、イギリスの一般家庭にはクーラーという文明の利器がないため扇風機でしのぐしかないのです。しかも今はみんな在宅勤務。きつい。向かいの家のおねーちゃんは、もう仕事を諦めたのかバルコニーに水着で寝そべりながらネットフリックスです。(そこまで見えないけど絶対仕事してない)何事も楽しもうとするその姿勢、根っからネガティブな私は見習いたいものです。

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暑すぎてパブのテラスでビールを飲むしかない。

さて、そんな暑さと同時に我が家にやっかいな時期がやってきました。それは「ネットの更新」時期です。

うわーもうほんと嫌い。契約するのも嫌い。日本でさえ、ブロードバンドの契約って面倒ですよね。それをイギリスでなんてもう考えただけで頭がくさくさして来ます。

イギリスでのブロードバンドの契約はプランが山ほどあります。私は最初の一年だけ新規様ご歓迎の安いプラン月額約£25(約3,500円)で、そのあとは£50(約7,000円)!になるプランで契約をしていました。と言うのも、最初に早くネットを引きたかったので、比較している時間がなかったこと、また、その最初の安い値段はかなり魅力的で、その一年後にはまた何かいいプランがあるよ、と仲介してくれた業者が教えてくれたので、じゃあその一年後にまた考えるか、といっていたその一年後があっという間に来てしまった、と言うことなのです。

ちなみにですね、別にその倍額のプランでそのまま進むのであれば別にめんどくさいことはありません。勝手に更新されます。なのでここでですね、「もういいよ。めんどくさいし、最初安かった分を考えると仕方ない、倍額といってもたかが3-4,000円の差、英語でめんどくさい問い合わせをするくらいなら、手間賃としてこのくらい払う」という人。正解です。それが大人なのかもしれません。大多数の駐在員はそこの労力をお金で買っているかもしれません。

だが私はどうしてもそう言うのが嫌いで。どうしても戦いたい。戦って負けたなら仕方ないが、戦わないで負けるわけには行かないのです。(何と戦っているのか)

そこで、一度この会社に他のいいプランはないかと聞いてみようと思いました。そこでまた問題。通常はお問い合わせの方法として、チャットやメールを設定しているところが殆どなのに、私の契約しているブロードバンドときたら超大手のくせに電話しか見当たらない。どうせこの国のことだから電話しても30分位出ないんだろうなーとかどう言うこと考えるともうその時点でHP100位消費している。でもまだ立てる。まだ負けない。頑張って電話をしました。

すると、自動プッシュボタンで”解約を考えている”、という選択肢を選んだのが良かったのか意外とすぐつながりました。そして、「いやさー今月末からさー倍になるわけよ。で、他に何かいいプランはないのかね?電話とかテレビとか何もいらないから、ネット回線だけでいいわけよ。じゃないと、ちょっともう、解約して他のところに行くしかないよ。あたしゃ。」みたいな、半分脅しみたいな問いかけをてきとーな英語でしてみたわけですよ。この時点で全然期待してないし、たとえ何の解決策もなくても、今在宅勤務でブロードバンドを切り替えるとかかなり危険。なので正直他に行くのは現実的じゃないだろうな、と考えていました。でも、これは駆け引きなのです。全然その気もないくせに、相手にしてくれないなら浮気しちゃうよーといって、気を引くしかないのです!

すると電話口のおにいちゃんは、「わかる。100パーセントあなたの気持ちわかります。そうですよね。。ちょっと何かないかプランを見てみますね。。」とまるで第三者のようなことをいって、電話を保留にしました。この時点でも全く期待してない。まあ、下がっても回線速度遅くされて、£45とかそんなもんかな、、とか、もしくはやっぱり無理でした、かそんなとこだろと。

2−3分待ったでしょうか。お兄ちゃんが帰ってきていった言葉はこうでした。

「では、内容そのままで月£24でどうでしょう?」

「。。。。。。。。。。。。はい?」

 

もとより安くなってるんですけど。。。。。。どゆこと??聞き間違え?と思って確認してもやっぱりそういっている。ここでいろいろ聞くのもめんどくさいし、もし撤回されてもやっかいなので後ほどメールでくる契約内容を確認してみることとしよう。多分私の解釈間違いかもしれん。

数時間後。メールを確認。やっぱりあってる。しっかり書いてある。

と言うわけで、めでたく一本の電話でネットが半額になり、一年で50,000円近くが浮いた計算になります。これ、言わなかったらそのままだったのよね。信じられない、、。ちなみに契約期間は18ヶ月を提示されましたが、イギリスでは大抵の会社は、期間満了前の解約でも、解約違約金(early temination)は£15(2,000円強)と、かなりお安くなっているので全く問題なしなのです。逆にこちらにとっては長い方が助かります。(日本だと早めに解約するときの違約金高いですよね。。1-20,000円くらいしたような。)(訂正。失礼しました。会社によって違うようで、残りの期間に応じては結構とるところもあるようです。最初の契約で確認した方がいいようです)

いったもん勝ちな国イギリス。私はそれを学んだとともに、この戦いに(あっさり)勝利した満足感でいっぱいなのでした。役に立つかはわかりませんが、これからイギリスでブロードバンドを契約する方、今の契約が高いなーと思っている方、更新が控えている方、ぜひ、一度戦うことをお勧めします。最高に億劫なのはわかります。でも、労力を費やす価値がある戦いです。正直戦ってさえもいません。ドアをノックしただけって感じです。営業マンの裁量一つでなんとでもなるのでとりあえず契約している会社にコンタクトとってみてください。

ちなみにこれは私の努力で勝ち取ったということで、元々はなかったものとして、家のお財布には入らず、私のお小遣いが増えることとなりました。やったー!

 

本日もありがとうございました。今日は文字だらけですみません。またいろいろ写真を撮ってきたいと思います。

 

 

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